就活のWebテスト

GAB対策:出題形式・例題・無料の模擬テストで本番に備える

GABは、日本エス・エイチ・エルの総合適性テストです。総合商社や証券、総研などの新卒採用でよく使われ、能力検査は言語と計数の2科目です。言語は長文を読んで設問文の正誤を判定し、計数は図表から割合や増減率を計算します。どちらも1問にかけられる時間が短いので、対策の中心は形式ごとの解き方を決め、本番と同じ時間で解く練習を重ねることです。このページでは受検方式ごとの問題数と制限時間、オリジナル例題5問と解説、Web-GABと同じ92問・60分の無料模擬テストを紹介します。

PrepClubs編集部 2026年10月22日更新

GAB対策のポイント

まず招待メールで受検方式を確認します。自宅で受けるWeb-GABは言語52問・25分、計数40問・35分で、電卓を使えます。テストセンターのC-GABは問題数も時間も違い、電卓は使えません。言語は「正しい・間違っている・判断できない」の見分け方、計数は「何を何で割るか」を先に決める習慣を作り、時間を計った模擬テストで仕上げましょう。

Web-GAB 言語
52問/25分
ワンキャリアの目安
Web-GAB 計数
40問/35分
ワンキャリアの目安
C-GAB 言語・計数
32問/29問
各15分、ワンキャリアの目安
PrepClubs無料模試
92問/60分
Web-GABと同じ問題数
GAB形式の無料模擬テストを解く

言語52問・計数40問の計92問、60分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

GABとはどんな適性テストですか?

GABは、英SHL社の日本法人である日本エス・エイチ・エルが提供する適性検査です。同社のサイトでは、GABを「知的能力」と「パーソナリティ」の両面から測る検査と説明しています。能力検査で言語と計数を、性格検査で仕事への向き合い方を見る構成です。

就活情報サイトのワンキャリアによると、総合商社・専門商社、証券・投資銀行、総研などで多く使われています。同じ日本エス・エイチ・エルの玉手箱にも「論理的読解(GAB形式)」という言語の形式があり、GABの言語対策は玉手箱の対策にもそのまま役立ちます。IT職向けのCABは、出題内容がまったく違う別のテストです。

受検者の総合的な適性を「知的能力」と「パーソナリティ」の両面から測定する適性検査です。

Web-GAB・C-GAB・紙のGABで問題数と時間はどう違いますか?

GABには、自宅のパソコンで受けるWeb-GAB、テストセンターで受けるC-GAB、企業の会場で受ける紙のGABの3つの受検方式があります。下の表は、ワンキャリアがまとめた目安です。紙のGABは問題数が公表されていません。企業によって変わることもあるので、招待メールの案内を必ず確認しましょう。

Web-GABでは、言語は1問あたり約29秒、計数は1問あたり約52秒です。言語は1つの長文に4問がつくので、1長文を約2分で読んで答えるペースになります。

GABの受検方式ごとの問題数と制限時間(出典:ワンキャリア「GAB」解説記事)
科目Web-GAB(自宅)C-GAB(テストセンター)紙のGAB(企業の会場)
言語52問・25分32問・15分25分
計数40問・35分29問・15分35分
英語なし24問・10分なし
性格検査68問・時間制限なし15分(事前に受検)30分
電卓使える使えない使えない
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言語52問・計数40問の計92問、60分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

GABの言語と計数では何が問われますか?

言語は「論理的読解」と呼ばれる形式です。数段落の長文を読み、設問文が次の3つのどれに当てはまるかを答えます。

  • A:本文から論理的に考えて、明らかに正しい。本文に書かれている内容、または本文から必ず言える内容です。
  • B:本文から論理的に考えて、明らかに間違っている。本文の内容と食い違う、または本文の否定になる内容です。
  • C:本文だけでは判断できない。本文に書かれておらず、正しいとも間違いとも言えない内容です。
  • 計数は「図表の読み取り」です。棒グラフや表を見て、増加率、構成比、何倍か、差などを計算し、選択肢から答えを選びます。1つの図表に複数の設問がつきます。
  • 性格検査は、能力検査とは別に、仕事の進め方や人との関わり方についての質問に答えます。正解はないので、一貫性を意識して率直に答えましょう。
火力、バイオマス、太陽光、風力、水力の発電量(百万kWh)を2022年と2023年で比べた棒グラフ
計数の例題で使うグラフ(PrepClubsオリジナル)。下の例題3〜5はこのグラフを使います。

言語の「判断できない」を見分けるコツは?

GABの言語で一番多い失点は、BとCの取り違えです。設問文が本文と矛盾するならB、本文に書かれていないだけならCです。「導入後も全員の部屋を回っている」は、本文の「導入後は知らせのあった部屋を優先して訪ねる形に改めた」と矛盾するのでBです。一方「夜勤の職員の人数を減らした」は、本文に人数の話が出てこないのでCです。

もう一つの落とし穴は、常識や自分の知識で本文を補ってしまうことです。「負担が軽くなったのだから人を減らしたはず」と考えるとBやAを選んでしまいます。判断の根拠は、いつも本文の文だけです。

  • 設問文を先に読み、本文のどこに関係する話かを探してから読み込む
  • 「すべて」「必ず」「だけ」など、範囲を限定する言葉に印をつける
  • 本文の「以前は」「導入後は」のような時間の区切りを見落とさない
  • 迷ったら「本文のどの文が根拠か」を指で示せるかを確かめる

計数の図表問題を速く解くには?

  • 公式を体に覚えさせる:増加率は(新しい値−元の値)÷元の値×100。この形を毎回書かずに使えるようにします。
  • 基準を先に決める:「AはBの何倍か」はA÷B、「何%増えたか」は元の年が分母です。分母の取り違えが一番の失点です。
  • 概算で選択肢を絞る:選択肢の差が大きければ、細かく計算せずに答えを選べます。
  • 合計を何度も使う:1つの図表に複数の設問がつくので、合計など何度も使う値はメモしておきます。
  • 受検方式に合わせて練習する:Web-GABは電卓を使えますが、C-GABと紙のGABは電卓が使えないため、筆算と概算の練習が必要です。
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言語52問・計数40問の計92問、60分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

GABの練習に使える無料の模擬テスト

PrepClubsのGAB形式の無料模擬テストは、Web-GABと同じ言語52問(長文13題×各4問)と計数40問(図表10題×各4問)の計92問を、60分で解く構成です。言語は目安25分、計数は目安35分で、電卓を使えます。

すべてオリジナル問題で、全問に日本語の解説が付いています。登録せずに始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleアカウントで保存できます。PrepClubsは日本エス・エイチ・エルとは関係のない独立した練習サービスです。

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言語52問・計数40問の計92問、60分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

GABの例題(言語の論理的読解・計数の図表の読み取り)

PrepClubsがGABの形式に合わせて作ったオリジナル例題です。言語は2問で約1分、計数は3問で約2分半を目安に、時間を計って解いてから解説を読んでください。

例題1: 言語:論理的読解
次の文章を読み、設問文が本文の内容から見てどれに当てはまるかを答えてください。 高齢化が進むなかで、介護の現場では人手不足が深刻になっている。その解決策の一つとして期待されているのが、介護ロボットである。ここでいう介護ロボットには、人型のロボットだけでなく、介護する人の腰にかかる負担を軽くする装着型の機器や、ベッドから車いすへの移動を補助する機器、利用者の睡眠や体調を見守るセンサーなども含まれる。 ある介護施設では、夜間の見守りに、ベッドの下に置くセンサーを導入した。利用者が起き上がったり、呼吸の様子がふだんと違ったりすると、職員の携帯端末に知らせが届く。以前は、夜勤の職員が数時間おきに全員の部屋を回って様子を確かめていたが、導入後は、知らせのあった部屋を優先して訪ねる形に改めた。職員からは、夜勤の負担が軽くなったという声が多い。部屋を訪ねる回数が減ったことで、眠っている利用者を起こしてしまうことも少なくなった。 一方で、機器を導入しても使われなくなる例もある。操作が複雑だったり、準備に時間がかかったりすると、忙しい現場ではかえって手間が増えるからである。この施設では、導入の前に職員が実際に機器を試し、使いやすさを確かめたうえで選んだ。 施設長は、ロボットは職員の代わりではなく、職員が利用者と向き合う時間を生み出すための道具だと話している。 設問文:この施設では、センサーの導入後も、夜勤の職員が数時間おきに全員の部屋を回っている。
  • A.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい
  • B.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている
  • C.本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない
正解と解説
B. 全員の部屋を回っていたのは導入前のことです。本文には、導入後は「知らせのあった部屋を優先して訪ねる形に改めた」とあります。設問文は本文と食い違うので、答えはBです。
例題2: 言語:論理的読解
上の文章について答えてください。 設問文:センサーの導入により、この施設は夜勤の職員の人数を減らした。
  • A.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに正しい
  • B.本文から論理的に考えて、設問文は明らかに間違っている
  • C.本文だけでは、設問文が正しいか間違っているかは判断できない
正解と解説
C. 本文には、夜勤の負担が軽くなったという職員の声はありますが、職員の人数を変えたかどうかは書かれていません。正しいとも間違っているとも言えないので、答えはCです。「負担が減ったなら人も減らしたはず」と補うのが典型的な間違いです。
例題3: 計数:図表の読み取り
グラフは、ある地域の発電方式別の発電量を2022年と2023年で比べたものです。2023年の風力の発電量は、2022年に比べて何%増加していますか。小数第2位を四捨五入して答えてください。
火力、バイオマス、太陽光、風力、水力の発電量(百万kWh)を2022年と2023年で比べた棒グラフ
  • A.21.2%
  • B.23.2%
  • C.17.5%
  • D.121.2%
  • E.23.4%
正解と解説
A. 風力は2022年が353百万kWh、2023年が428百万kWhです。増加量は75なので、75÷353×100=21.246…、小数第2位を四捨五入して21.2%です。121.2%は「2023年は2022年の何%か」を求めた値で、増加率ではありません。
例題4: 計数:図表の読み取り
同じグラフについて、5つの方式の発電量の合計は、2023年には2022年に比べて何%増加していますか。小数第2位を四捨五入して答えてください。
火力、バイオマス、太陽光、風力、水力の発電量(百万kWh)を2022年と2023年で比べた棒グラフ
  • A.18.8%
  • B.20.4%
  • C.17.4%
  • D.16.3%
  • E.14.8%
正解と解説
C. 2022年の合計は383+530+350+353+623=2,239、2023年の合計は451+614+402+428+734=2,629です。増加量は390なので、390÷2,239×100=17.418…、約17.4%です。方式ごとの増加率を平均しても、合計の増加率にはなりません。
例題5: 計数:図表の読み取り
同じグラフについて、2022年の火力の発電量は、同じ年の太陽光の発電量の何倍ですか。小数第3位を四捨五入して答えてください。
火力、バイオマス、太陽光、風力、水力の発電量(百万kWh)を2022年と2023年で比べた棒グラフ
  • A.0.99倍
  • B.0.91倍
  • C.1.19倍
  • D.1.32倍
  • E.1.09倍
正解と解説
E. 2022年の火力は383、太陽光は350です。「火力は太陽光の何倍か」なので火力÷太陽光で、383÷350=1.0942…、小数第3位を四捨五入して1.09倍です。逆に割ると0.91倍になります。
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よくある質問

GABの本番と同じ92問・60分で、実力を確かめる

言語の論理的読解52問と計数の図表の読み取り40問。全問の日本語解説で復習できます。登録なしで始められます。

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