判断推理の問題と解き方:形式別の型と例題4問
判断推理は、与えられた条件から確実に言えることを導く問題です。公務員試験の教養試験では数的処理の柱の1つで、SPIの推論やTG-WEBの従来型にも同じ考え方の問題が出ます。難しく見えても、形式ごとに使う表や図はほぼ決まっています。このページでは判断推理の主な形式と解き方の型、オリジナル例題4問と解説、時間を計って推論を練習できる無料テストを紹介します。
PrepClubs編集部 2026年10月28日更新
判断推理は、条件を頭の中で考えずに、表や図に書き出すことがすべての基本です。対応関係は○×の表、順序や位置は数直線や座席図、命題は矢印の記号、うそつき問題は「誰が正しいか」の仮定で場合分けします。形式ごとの型を覚えたら、同じ形式の問題を繰り返して、表を作るスピードを上げましょう。
SPI形式の35問・35分。順位や位置の推論を含み、全問に日本語の解説付き。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。
判断推理とはどんな問題ですか?
判断推理は、文章で与えられた条件を整理して、「確実に言えること」や「ありうること」を選ぶ問題です。計算はほとんど使わず、条件をもれなく整理する力が問われます。
公務員試験では、数的推理、資料解釈、空間把握と並ぶ数的処理の分野として出題され、出題数が多いことから合否を分ける分野と言われます。就活では、SPIの非言語の推論や、TG-WEBの従来型の推論が同じタイプの問題です。
判断推理にはどんな形式がありますか?
| 形式 | 内容 | 解き方の型 |
|---|---|---|
| 命題 | 「AならばB」の関係から確実に言えることを選ぶ | 矢印でつなぎ、対偶を使う |
| 対応関係 | 人と職業、人と趣味などの組み合わせ | ○×の対応表を作る |
| 順序関係 | 到着順、背の順、得点の順位 | 数直線や順位の枠に書き込む |
| 位置関係 | 円卓の座席、部屋の配置 | 座席図を描き、固定できる人から置く |
| 真偽(うそつき) | 発言のうち誰がうそをついているか | 1人を正直と仮定して矛盾を探す |
| 試合 | リーグ戦やトーナメントの勝敗 | 勝敗表を作り、勝ち数の合計を使う |
SPI形式の35問・35分。順位や位置の推論を含み、全問に日本語の解説付き。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。
命題の問題はどう解けばいいですか?
命題では、「AならばB」を「A→B」と矢印で書き、矢印をつないで結論を出します。使うルールは2つだけです。
- 三段論法:A→B、B→Cなら、A→Cが言えます。
- 対偶:A→Bが正しければ、「Bでない→Aでない」も必ず正しくなります。
- 逆(B→A)と裏(Aでない→Bでない)は、正しいとは限りません。選択肢で一番多いひっかけです。
- 「AかつB」「AまたはB」が出てきたら、ベン図で確かめると間違いが減ります。
対応関係・順序・うそつき問題のコツは?
- 対応関係:○×表を作り、条件から×を先に入れていきます。1行に○が1つしかない場合は、残りがすべて×になります。
- 順序関係:「すぐ後」「2人後」のように幅が決まった条件から置き、「より前」のような幅のある条件は最後に使います。
- 位置関係:円卓では、まず1人を好きな席に固定します。回転させても同じ並びは同じものと考えます。
- うそつき:「1人だけうそ」なら、1人ずつうそつきと仮定し、ほかの発言と矛盾しないかを確かめます。
- 試合:リーグ戦の勝ち数の合計は試合数と同じです。4チームの総当たりなら6試合なので、勝ち数の合計は6です。
判断推理の効率のいい勉強方法は?
- 形式ごとに型を覚える:まず各形式の基本問題を2〜3問ずつ解き、どの表や図を使うかを決めます。
- 解説の表を自分で書き直す:答えを見て納得するだけでなく、表を自分で作り直すと型が身につきます。
- 時間を計って解く:型が身についたら、1問あたりの時間を決めて解きます。表を作るスピードが上がると、得点も安定します。
- 間違えた条件をメモする:「すぐ後」を「後」と読み違えたなど、自分のミスのくせを記録しておきます。
判断推理の練習に使える無料テスト
PrepClubsには公務員試験の模擬試験はありません。代わりに、判断推理と同じ考え方で解く推論問題を、時間を計って練習できる無料テストを日本語で用意しています。
SPI形式の無料テスト(35問・35分)には、順位や位置、内訳、発言の正誤を判断する推論問題が入っています。条件を表にまとめる練習を、本番に近い時間の中で繰り返せます。全問に日本語の解説が付いていて、登録せずに始められます。
SPI形式の35問・35分。順位や位置の推論を含み、全問に日本語の解説付き。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。
判断推理の例題(命題・対応関係・うそつき・試合)
PrepClubsが判断推理の形式に合わせて作ったオリジナル例題です。表や図を書きながら解き、解説で型を確認してください。
- A.化学が得意な人は、数学が得意だ
- B.物理が得意でない人は、化学が得意でない
- C.化学が得意でない人は、数学が得意でない
- D.数学が得意でない人は、化学が得意でない
- E.物理が得意な人は、数学が得意だ
正解と解説
- A.Aは医師である
- B.Aは弁護士である
- C.Bは教師である
- D.Cは医師である
- E.Cは弁護士である
正解と解説
- A.A
- B.B
- C.C
- D.AとBの2人
- E.この条件だけでは決まらない
正解と解説
- A.BはCに勝った
- B.Dは1勝2敗だった
- C.CはDに勝った
- D.Aに勝ったチームが1つある
- E.Bは2勝した
正解と解説
SPI形式の35問・35分。順位や位置の推論を含み、全問に日本語の解説付き。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。