IT職のWebテスト

CAB対策:4科目の解き方・例題・無料の模擬テスト

CABは、日本エス・エイチ・エルが提供するIT職向けの適性テストです。SEやプログラマーの新卒採用で使われ、能力検査は暗算・法則性・命令表・暗号の4科目です。どの科目も1問あたり10秒から30秒ほどしかなく、「難しすぎる」と言われる理由の多くは時間の短さにあります。対策の中心は、科目ごとの解き方を手順として覚え、時間を計って解く練習を重ねることです。このページでは4科目の問題数と制限時間、命令表と暗算のオリジナル例題と解説、179問・53分の無料模擬テストを紹介します。

PrepClubs編集部 2026年10月22日更新

CAB対策のポイント

暗算は電卓を使わずに約10秒で1問、法則性・命令表・暗号は図形の変化を読み取る問題です。暗算は割合と小数の計算のパターンを覚え、図形の3科目は「1つの記号や規則がいつも同じ変化を表す」ことを使って、例から規則を素早く特定する練習をしましょう。仕上げは本番と同じ時間配分の模擬テストです。

Web-CAB 暗算
50問/9分
ワンキャリアの目安
Web-CAB 命令表
36問/15分
ワンキャリアの目安
Web-CAB 暗号
30問/16分
ワンキャリアの目安
PrepClubs無料模試
179問/53分
4科目、全問解説付き
CAB形式の無料模擬テストを解く

暗算・法則性・命令表・暗号の計179問、53分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

CABとはどんな適性テストですか?

CABは、英SHL社の日本法人である日本エス・エイチ・エルが提供する、コンピューター職向けの適性検査です。同社のサイトでは「ITエンジニアやデジタル人材のポテンシャルを測定する適性検査」と説明しています。dodaキャンパスの解説では、Computer Aptitude Batteryの略とされています。

ワンキャリアによると、主にSEやプログラマーを採用する企業で使われています。同じ日本エス・エイチ・エルの玉手箱やGABが言語や計数を問うのに対し、CABは暗算と、図形の変化から規則を読み取る問題が中心です。招待メールのテスト名で、どれを受けるのかを必ず確認しておきましょう。

ITエンジニアやデジタル人材のポテンシャルを測定する適性検査です。

CABの科目と問題数・制限時間は?

CABには、自宅などのパソコンで受けるWeb-CABと、企業の会場でマークシートに答える紙のCABがあります。下の表は、ワンキャリアがまとめた目安です。企業によって変わることもあるので、案内を必ず確認しましょう。

Web-CABの目安では、暗算は1問あたり約11秒、法則性と命令表は約25秒、暗号は約32秒です。考え込む時間はほとんどないので、解き方を手順として覚えておくことが得点に直結します。

CABの科目ごとの問題数と制限時間(出典:ワンキャリア「CAB」解説記事)
科目Web-CAB紙のCAB
暗算50問・9分50問・10分
法則性30問・12分40問・15分
命令表36問・15分50問・20分
暗号30問・16分39問・20分
性格検査68問・約30分68問・約30分
CAB形式の無料模擬テストを解く

暗算・法則性・命令表・暗号の計179問、53分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

暗算・法則性・命令表・暗号では何が問われますか?

  • 暗算:「320の75%」「137.5÷2.5」のような計算を、電卓を使わずに5択から答えます。割合、小数のかけ算・わり算、分数、計算の順序、□を求める逆算が出ます。
  • 法則性:左から右へ並んだ図形の変化から規則を見つけ、「?」に入る図形を選びます。図形の種類、色、点の位置などが、それぞれ別の規則で変わっていきます。
  • 命令表:記号ごとに決められた命令(入れ替える、上下を逆にする、取り消すなど)を順に実行し、最後の図形の並びを答えます。
  • 暗号:図形が記号によってどう変化するか(回転、反転など)を例から読み取り、その記号を別の図形に当てはめます。1つの記号は、いつも同じ変化を表します。
  • 性格検査:能力検査とは別に、仕事の進め方や人との関わり方についての質問に答えます。正解はないので、一貫性を意識して率直に答えましょう。
命令表(Ψ、Ω、Σ、Λ、Φ、Πの6つの命令)と、上から黒い星・白い正方形・白い三角形・白いひし形の図形の列、実行する命令Ω、Ψ、Ωを示した例題
命令表の例題(PrepClubsオリジナル)。下の例題4で解き方を解説します。

暗算を約10秒で解くコツは?

  • 割合は10%と5%から組み立てる:320の75%なら、10%の32を7つで224、5%の16を足して240です。
  • 小数のわり算は両方を10倍する:137.5÷2.5は1375÷25に直すと、55とすぐに出ます。
  • 2.5や25は「10や100の4分の1」と考える:48×2.5は48×10÷4で120です。
  • 分数は先に割る:5/6×54は、54÷6=9を5倍して45です。
  • 計算の順序を守る:40+3×5はかけ算が先で55です。左から順に計算して215とするのが典型的な間違いです。
  • 桁で選択肢を絞る:選択肢には桁を1つずらした数がよく混ざっています。おおよその大きさを先に見積もると、ひっかけを避けられます。

法則性・命令表・暗号のコツは?

図形の3科目に共通するのは、「1つの規則や記号は、いつも同じ変化を表す」という前提です。わかっている記号から順に意味を決めていくと、残りの記号の意味も自然に決まります。

  • 法則性は要素を分けて見る:形、色、点の位置をそれぞれ別々に追い、規則を1つずつ確かめます。
  • 命令表は途中の並びを書き出す:1つの命令を実行するたびに、上から順の並びを短くメモします。頭の中だけで追うと、2つ目以降で混乱しがちです。
  • 命令表の「取り消し」に注意する:直前の命令を取り消す記号は、1つ前の状態に戻すだけです。
  • 暗号は1記号だけの例から読む:記号が1つだけの例で意味を決め、2つ並んだ例で残りの記号を特定します。
  • 時間を区切る:1問で迷ったら次へ進み、全体のペースを守ります。
CAB形式の無料模擬テストを解く

暗算・法則性・命令表・暗号の計179問、53分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

CABの練習に使える無料の模擬テスト

PrepClubsのCAB形式の無料模擬テストは、暗算50問(目安10分)、法則性40問(目安12分)、命令表50問(目安15分)、暗号39問(目安16分)の計179問を、53分で解く構成です。問題数は紙のCABと同じで、時間配分はWeb-CABの目安に近づけています。電卓は使わずに解きます。

すべてオリジナル問題で、全問に日本語の解説が付いています。登録せずに始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleアカウントで保存できます。PrepClubsは日本エス・エイチ・エルとは関係のない独立した練習サービスです。

CAB形式の無料模擬テストを解く

暗算・法則性・命令表・暗号の計179問、53分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

CABの例題(暗算・命令表)

PrepClubsがCABの形式に合わせて作ったオリジナル例題です。暗算は1問10秒、命令表は30秒を目安に、時間を計って解いてから解説を読んでください。

例題1: 暗算
次の計算の答えとして正しいものはどれですか。 320の75%
  • A.2400
  • B.80
  • C.24
  • D.224
  • E.240
正解と解説
E. 320の10%は32、5%はその半分の16です。75%は10%の7つ分(224)と5%(16)を合わせて240です。224は70%で止めた値、80は25%の値です。
例題2: 暗算
次の計算の答えとして正しいものはどれですか。 137.5 ÷ 2.5
  • A.57
  • B.56
  • C.5.5
  • D.55
  • E.54
正解と解説
D. 割られる数と割る数を両方10倍しても答えは変わりません。1375÷25=55です。5.5は小数点の位置を取り違えた値です。
例題3: 暗算
次の計算の答えとして正しいものはどれですか。 5/6 × 54
  • A.9
  • B.90
  • C.45
  • D.64.8
  • E.40
正解と解説
C. 先に54÷6=9を計算し、それを5倍して45です。9は6で割っただけで止めた値です。
例題4: 命令表
図の命令表に従って、最初の図形の列に対し、Ω、Ψ、Ωの命令を左から順に実行します。図形の位置は上から1番目、2番目、3番目、4番目と数えます。すべての命令を実行した後の図形の列として正しいものはどれですか(上から順に)。
命令表(Ψ、Ω、Σ、Λ、Φ、Πの6つの命令)と、上から黒い星・白い正方形・白い三角形・白いひし形の図形の列、実行する命令Ω、Ψ、Ωを示した例題
  • A.白いひし形、黒い星、白い三角形、白い正方形
  • B.白い正方形、白いひし形、黒い星、白い三角形
  • C.白い三角形、白い正方形、白いひし形、黒い星
  • D.白い正方形、白い三角形、黒い星、白いひし形
  • E.黒い星、白いひし形、白い正方形、白い三角形
正解と解説
B. 最初の列は上から、黒い星、白い正方形、白い三角形、白いひし形です。1つ目のΩ(いちばん下をいちばん上へ)で、白いひし形、黒い星、白い正方形、白い三角形になります。Ψ(3番目と4番目を入れ替える)で、白いひし形、黒い星、白い三角形、白い正方形になります。2つ目のΩで、白い正方形、白いひし形、黒い星、白い三角形になり、答えはBです。Aは2つ目のΩを実行し忘れた並びです。
CAB形式の無料模擬テストを解く

暗算・法則性・命令表・暗号の計179問、53分。全問に日本語の解説付きです。登録なしで始められ、結果は最後にメールアドレスかGoogleで保存できます。

よくある質問

CABの4科目を、本番に近い時間配分で練習する

暗算・法則性・命令表・暗号の179問を53分で。全問の日本語解説で、間違えた手順を確認できます。登録なしで始められます。

CAB形式の無料模擬テストを解く