SHL適性検査 Verify G+(一般知的能力テスト):問題形式・採点・例題
SHL Verify G+は、SHLの適性検査のうち一般知的能力を測るテストです。36分間で数値的推理・演繹的推理・帰納的推理を測定し、総合スコアと能力別のスコアが企業に報告されます。このページでは問題形式、採点の仕組み、例題の解き方をまとめました。PrepClubsでは本番と同じ多肢選択形式の練習問題(30問、制限時間36分)を、全問の詳しい解説付きで日本語・英語・イタリア語で受験できます。
By PrepClubs Editorial Team, updated September 25, 2026
SHL Verify G+とは
Verify G+は、SHLが提供する一般知的能力(「G」)テストです。SHLが公開している多肢選択版のファクトシートによると、問題数は最大30問、制限時間は36分で、数値的推理・演繹的推理・帰納的推理がそれぞれ約10問ずつ、各問5つの選択肢から答えを選び、1回で受験します。適応型テストであるため、SHLはあらゆる職位に適したテストとして位置づけています。
適応型とは、それまでの解答内容に応じて次に出題される問題が変わる仕組みのことです。そのため、2人の受験者がまったく同じ問題セットを解くことはほとんどありません。一度解答した問題に戻ることはできません。数値的推理の問題では、受験案内に別段の指示がない限り電卓を使用できます。
SHLにはVerify Interactive G+もあります。最大24問を36分で解く形式で、AからEを選ぶのではなく、ドラッグ、タップ、入力で解答します。スマートフォンでの受験を想定した設計です。測定する3つの能力と求められる推理の種類は同じです。どちらの版を受験するかは、招待メールに記載されています。
測定される3つの能力
レポートでは能力ごとにスコアが示され、3つを合わせたものが一般知的能力の総合スコアになります。
数値的推理
表やグラフを読み取り、変化率、全体に占める割合、逆算での割合計算、単位や通貨の換算、将来予測を求めます。SHL自身の例題では、購読者数の表や輸入額の棒グラフが使われています。多くの問題は2から3ステップの計算が必要です。
演繹的推理
いくつかの短い事実が示され、「次のうち必ず正しいものはどれか」と問われます。求められるのは、事実から確実に導けることだけを引き出す力です。ルールをつなげる、ありえない並びを消去する、「正しい可能性はあるが確実ではない」記述を見抜く、といった作業になります。
帰納的推理
言葉を使わない規則性の発見です。SHLの例題では、5つのボックスの並びを見て次に来るものをAからEの中から選ぶ問題や、図形のグリッドの欠けた部分を埋める問題が示されています。多くの系列は、回転と移動のように2つか3つのルールを組み合わせています。
制限時間は全体で1つ
SHLが公表しているのは全体で36分という制限時間のみで、セクションごとの時間制限はなく、出題順も公開されていません。受験者の報告では3つの能力の問題が混在して出題されるため、素早く頭を切り替えることもスキルの一部です。
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SHL Verify G+の採点方法
SHLは、企業が選んだ比較グループ(一般人口、管理職、新卒者など)を基準としたパーセンタイルでスコアを報告します。レポートには、一般知的能力の総合パーセンタイルに加えて、数値的推理・演繹的推理・帰納的推理それぞれのパーセンタイルが示され、Tスコアやステンが含まれることもあります。
共通の合格ラインはありません。必要なパーセンタイルは企業が職種ごとに決めており、特定の能力を重視する企業もあります。練習での目標はシンプルです。36分以内に30問すべてを正確に解き終えることです。
PrepClubsの練習フォームは適応型ではなく固定式なので、30点満点の素点を受験のたびにそのまま比較できます。能力ごとの伸びを追うのに活用してください。
Who uses the SHL?
SHLのアセスメントは、世界中の新卒・専門職・管理職の採用で使われており、SHLの性格検査であるOPQと組み合わせて実施されることも多くあります。受験するテストの正式名称は招待メールに記載されています。
SHL Verify G+の2週間対策プラン
1から2日目:診断テストを受ける
30問のフォームを1回分、時間を計って解きます。能力別の内訳を見れば、どこで点を伸ばせるかがわかります。多くの受験者は、3つの能力のうち1つが他より大きく苦手です。
3から7日目:一番苦手な能力を時間無制限で克服する
間違えた問題はすべて解説を読み込みます。数値的推理では、電卓に触る前に式を書き出します。演繹的推理では、各事実から確実に言えることを書き出します。帰納的推理では、選択肢を見る前にルールを1つずつ言葉にします。
8から12日目:時間を計ってフルレングスを解く
1日1フォームを36分で解きます。1問あたり約72秒が目安です。2分を超えたら次の問題に進みましょう。本番では戻って解き直すことができません。
13日目:間違いのパターンを振り返る
間違えた問題を種類ごとに分類します。基準年の取り違え、「必ず」の見落とし、気づかなかったルールなどです。それぞれのグループは運の問題ではなく、直すべき癖です。
14日目:休む
受験に使う端末、電卓、筆記用具とメモ用紙、静かな部屋を確認しておきましょう。もう1回解くよりも、しっかり眠ることのほうが大切です。
SHLでよくある落とし穴
基準となる値を間違える
変化率は、変化前の値を基準に計算します。後の年の値で割ってしまう、あるいは15%増加を元に戻すのに15%を差し引いてしまうのが、数値的推理で最も多いミスです。
「必ず正しい」問題で「正しい可能性がある」を選ぶ
演繹的推理のひっかけ選択肢は、たいてい「ありえる」けれど「確実ではない」ものです。その記述が成り立たない並びを1つでも作れるなら、それは正解ではありません。
系列のルールを1つしか追わない
帰納的推理の誤答の選択肢は、それぞれちょうど1つのルールを破るように作られています。まずすべてのルールを見つけてから、選択肢を1つずつ消去していきましょう。
SHL FAQs
スコアは結果を教えてくれます。コーチは、次に何を練習すべきかを教えます。
テストのたびに、あなた自身の解答と所要秒数から作った短いプランが届きます。どのセクションで点を落としているか、どこで時間を使いすぎているか、そしてそれぞれを直すための演習まで。
数学:12問中11問正解、1問あたり31秒
20秒の制限時間で数学を演習しましょう。1回のテストで約2分が浮き、ミスの多いセクションに回せます。
同じ問題に正解した人の所要時間は20秒でした。
説明用のデータ
- 各セクションを正確さとスピードで分類し、それぞれに一つの改善策
- 時間を食った問題と、次回に守るべき時間のチェックポイント
- 急ぎすぎで失点している箇所と、推測して次へ進むべきタイミング
- テストを重ねるほど精度が上がる分析
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